【S23使用】電磁波ガブザシアン【最終2位】
TN Shine*days 最終レート2161/2位
電磁波+禁止伝説の並びが広範囲に対して誤魔化しが効くことから、ウーラオスや有象無象に対して自然に強くなることのできるサンダーを電磁波要員とし、禁止伝説枠を模索していった。
結果、やはりザシアンがあらゆる並びに対して広い対応範囲を持ち、例えメタられる側に回ったとしてもそれ以上に採用するだけのバリューがあると感じたため、電磁波サンダー+ザシアンから構築をスタート。
また、ザシアンは静電気や炎の体が発動してしまうとどうしても止まってしまうので、必ずしも通すポケモンではなく試合序盤から中盤にかけて大きな削りを加えるものでもあるということを念頭に置いて考えた。
まず、ザシアンを使用する以上相手のサンダーの対策は必要不可欠なので、比較的裏に負荷の掛けやすい地面枠として身代わりガブリアスを採用した。
次に、バドレックス軸やヒヒダルマetc.に対するクッション兼電磁波要員としてHBポリゴン2を、そしてザシアン軸やメタモン、ガブリアス入りに対して強く動け、かつ対面的な動きもとることができるカウンターヌオーを投入。
ラストの補完は崩し枠として鉢巻悪ウーラオスやメテオビームテッカグヤなどととっかえひっかえしていたが、最終日朝6時にピンときたアローラガラガラを採用した結果綺麗にハマったので、これを完成形とした。
以下個体詳細
ザシアン@朽ちた剣 不撓の剣 意地っ張り
巨獣斬/じゃれつく/剣の舞/インファイト
195(220)-242(236)-136(4)-*-136(4)-174(44)
◆+3じゃれつくで197-150サンダーを確定一発
◎準速エースバーン抜き抜き抜き
選出段階でゲームプランの組み立てがしやすく、上から殴っているだけで強いポケモン。数的優位を作り出すことにおいては特に優秀で、2匹持っていってから裏でそのまま詰め、というような流れも幾度となくあった。
ザシアンを通しに行くか、ザシアンで大きく削りを入れて裏でスイープするかを常に考えながらHP管理する必要があるので、そこだけが少々シビアだった。やザシN1。
サンダー@オボンの実 静電気 図太い
ボルトチェンジ/暴風/電磁波/羽休め
197(252)-*-150(252)-145-111(4)-120
・HB振り切り
構築の核。
S操作と同時に、痺れによる上振れも狙えるのが非常に強力。
対ムゲンダイナ軸は交代際のムゲンダイナに電磁波を入れることで五分五分くらいで戦えるようになる。また、ザシアンは勿論のこと、サンダーも選出誘導能力が高いので、相手の選出幅を大きく絞ることが出来る。
明らかな入れ得ポケモン。
ガブリアス@気合の襷 鮫肌 陽気
スケイルショット/地震/剣の舞/身代わり
183-182(252)-116(4)-*-105-169(252)
・AS振り切り
身代わりの採用に伴い、当初は食べ残しを持たせて使用していたが、ストッパー枠が欲しかったことと、対面性能が著しく低下することが懸念されたため、気合の襷へ変更した。
身代わりはサンダー対面で有利な運ゲーを仕掛けることができる他、対サンダーザシアンにおいて剣の舞後のスケイルショット択を一方的にキャンセルすることが可能であり、また、メタモンやドヒドイデ、ロトム系統に対しても非常に強く出られるようになったりと恩恵は計り知れなかった。
ポリゴン2@進化の輝石 アナライズ 図太い
トライアタック/イカサマ/電磁波/自己再生
191(244)-*-156(252)-125-115-82(12)
◇A182悪ウーラオスの鉢巻暗黒強打*2の瀕死率が0.3%
◎麻痺最速ウーラオス抜き
第二の電磁波要員。
主に黒バドレックスや日食ネクロズマ軸へ選出する。広い範囲を誤魔化せ、電磁波+自己再生で多くのポケモンが受かるようになる。よくこのポケモンでTODしていた。
初手から雑に置いて電磁波を撒き散らすこともしばしば。
ヌオー@ゴツゴツメット 天然 腕白
地震/毒々/自己再生/カウンター
202(252)-106(4)-150(252)-*-85-55
・HB振り切り
ザシアンやガブリアス(をコピーしたメタモン)など、多くの物理ポケモンに対して大きな誤魔化しが効く点が非常に優秀。
一見種族値の足りないポケモンだが、持ち前の特性とタイプにより、簡易的なサイクルには介入可能であった。さらに、カウンターで頭数を持っていったり、耐久ポケモンに毒々を入れたりすることもこのポケモンの大きな役割の一つで、スリップダメージを稼ぎたいと思ったときにも積極的に選出していった。
取り巻きでサンダーを突破したあとのザシアン軸に対する詰め性能は抜群だった。
ガラガラ@太い骨 避雷針 意地っ張り
167(252)-145(252)-130-*-100-66(4)
・HA振り切り
崩し枠としては一級品の火力を持ち、多くの低速ポケモンを葬った。ザシアン+クレセリアへの強力な対抗馬となり得る点がバッチグー。ヌオーに対してはこのポケモンとザシアンで役割集中をかけることがほとんどだった。
急遽採用した割には手に馴染んだので選出率はかなり高め。
トリトドンの影響で拘りスカーフを所持したカイオーガは減少していると思ったのでそれは切りました。
p.s.
ずっと最終1位のみを目標にしてきただけにめちゃくちゃ悔しいです。諸事情によりしばらくポケモンから離れます(大会は出るかも)が、またいつか会いましょう。